健診を含め、上部消化管(食道・胃・十二指腸)疾患が疑われる場合に行ないます。X線検査ではわからないような微細な病変が認識できたり、異常部位より生検(細胞の一部を採取する)を行う事により確定診断が可能となります。
大腸癌の検診から大腸病変の精密検査まで、行なわれます。大腸癌は早期発見し治療を行なえば予後良好(治癒率が高い)な疾患であり、大腸内視鏡検査は重要な検査です。
内視鏡内部に超音波診断装置を組み込んだ特殊な内視鏡を用いて、主に癌の深達度(浸潤の深さ)やリンパ節転移の検索を行ないます。
内視鏡の先端カメラの拡大機能により、消化管粘膜の表面構造を拡大しpit pattern(粘膜の表面模様)の分類により、腫瘍の悪性度や深達度の判断を行ないます。
小腸用に新開発された特殊内視鏡を用いた小腸の検査であり、従来では困難であった小腸出血や腫瘍の診断・治療が可能となっています。
26×11mmのカプセル型の内視鏡です。カプセル内視鏡を飲み込むことにより、55000枚の画像が体内で撮影されます。苦痛を伴う事無く全小腸の検査が可能であり、原因不明の出血や内視鏡が行なえない場合に威力を発揮します。
バリウムを経口で服用する方法とゾンデ(細いチューブ)から腸管内に直接入れる方法があります。食道・胃・十二指腸・小腸の検診や病変の精密検査を行ないます。
バリウムを肛門より注入して大腸健診を行なったり、病変の精密検査を行ないます。