九州大学大学院 病態機能内科学(第二内科)

内分泌研究室
Endocrinology

研究室紹介

60年以上の歴史を持つ研究室

内分泌研究室(通称8研)は60年以上の歴史を持つ研究室です。“患者さんに学ぶ”をモットーとしています。甲状腺疾患を中心に、病態生理を考えながら、きめ細かい診療をこころがけています。バセドウ病や橋本病、眼症・循環器症状・神経症状・免疫異常など、幅広い観点から考察しています。
これまで、甲状腺機能低下症の病因や予後、インターフェロン治療やHTLV1感染と甲状腺機能異常、自己免疫性甲状腺疾患や悪性リンパ腫における甲状腺内浸潤リンパ球の検討など、興味深い知見を明らかにしてきました。現在は、バセドウ病におけるヨード療法やアイソトープ療法、心房細動や心不全の病態、妊娠の影響など、臨床的に重要な課題について検討を続けています。定期的に市内の先生方と“内分泌アーベント” と称する症例検討会も行っています。ざっくばらんな会ですので、内分泌に興味をお持ちのかたはご連絡ください。

Page Top