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2020年6月25日(木)

大屋祐一郎先生(H25)のCase ReportがCase Reports in Neurology誌に掲載されました。

大屋祐一郎先生(H25)のCase ReportがCase Reports in Neurology誌に掲載されました。

 

大屋先生が大学病院の病棟医員の際に、緩徐進行性の意識障害の精査加療目的に転院となった方で、Epstein-Barr virus (EBV)の再活性化が契機となり脳症と非けいれん性てんかん(NCSE)を引き起こしたのではないかと考えられる症例です。機序としては推測の域を出ないところもありますが、免疫抑制下にEBVがアストロサイトに感染して神経過剰興奮と過灌流をもたらした可能性について考察しています。

 

Epstein-Barr virus-associated encephalopathy presenting with non convulsive status epileptics in an immunosuppressive state.

Case Rep Neurol 2020;12:214-221