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2024年2月22日(木)

脇坂佳世先生(H22)の学位予備審査が開催されました!

脇坂佳世先生(H22)の学位予備審査が2024年2月21日に開催されました!

急性期脳梗塞患者の入院時BMIと脳梗塞発症3ヶ月後の機能転帰不良との関連について検討した内容を発表しました。

急性期虚血性脳卒中における体重と短期機能予後の非線形の関連

Non-linear association between body weight and functional outcome after acute ischemic stroke

 

1)脳梗塞発症3ヶ月後の機能転帰不良となるリスクは、正常体重群(BMI 18.5-22.9をreferenceとすると、低体重群(BMI<18.5)で有意に高くなる一方で、過体重群(BMI 23.0-24.9)では有意に低くなり、肥満群(BMI >25.0)では変わらないこと

2)BMIを連続的に変化させた時の機能転帰不良リスクを求めたスプラインモデルや、機械学習によるSHAP値(アウトカムに寄与する度合いを数値化したもので値が高いほど関連が強い)においても同様の結果であること

を発表いたしました。

 

主査: 二宮利治 教授 (衛生・公衆衛生学)

副査: 小川佳宏 教授 (病態制御内科学)

副査: 吉本幸司 教授 (脳神経外科学)