九州大学大学院 病態機能内科学(第二内科)消化器研究室

よくある質問 Q AND A

Q.入局とはどういうことですか?

A.私たち九州大学病態機能内科学(第二内科)の仲間になることです。
医局は会社とは異なり、医師が自分の能力を高め、また患者さんや社会に貢献するためのコミュニティーです。そのため法律的な義務や権利ではなく、お互いの信頼のみでつながっています。

Q.一般病院に就職するか入局するかで迷っているのですが?

A.まずは一旦入局することをお勧めします。
入局のメリットとしては臨床面では、多数存在する関連病院をローテートし、経験豊富な先輩たちから指導してもらえることで、多くの症例を経験し、また幅広い知識や技術を身につけることができます。一般病院でも症例の多い病院はたくさんありますが、若いうちに長期間同じ施設に所属していると、どうしても経験する症例に偏りが生まれ、診療方法も独りよがりの傾向になる恐れがあります。複数の病院をローテートすることで、このような偏りがなくなりバランスのとれた医師になることが期待されます。

また入局すると研究に携わる機会も生まれます。
医学生や研修医の方は、臨床医としての技能を早く身につけたいという気持ちが強く、研究にはあまり興味がない方も多いかもしれません。しかし医師としての働く期間は40年以上あります。そのうちの数年間だけでも研究に携わり医学を違った角度から観ることは、医師としての視野を広げるために非常に有意義です。実際、大学院等で研究を行った先輩方は、「視野が広がり、多角的な物の見方ができるようになった。」「より深く考えて臨床をするようになった。」などと言われ、研究をしてよかったと考えておらてる方がほとんどです。

入局すると医局人事や抄読会、学会発表等でわずらわしいと感じることもあるかもしれません。
しかし、若いうちからいろいろな経験を積むことが医師としての幅を広げることに繫がっていくはずです。きっと医局はあなたを医師として大きく成長させてくれる場になるでしょう。

Q.第二内科消化器研究室の特徴はなんですか?

A.当研究室は先輩の先生方から受け継いできた画像診断学を大切にしています。近年、薬物治療や内視鏡治療はどんどん進歩していますが、適切な治療を行うためには正確な消化管診断学は不可欠です。毎週火曜日にX線、内視鏡の所見会を開催し、診断能の向上を目指して研究室のメンバーで研鑽を積んでいます。

Q.どのような関連病院がありますか?

A.関連病院の一覧をホームページに掲載しています。
福岡市や北九州市を中心とした地域の基幹病院ばかりで、多くの症例を経験するとともに、経験豊富な先輩たちから熱心に指導してもらうことができます。

関連病院

Q.女性にとって消化管内科はどのような科ですか?

A.内視鏡検査や内視鏡治療は多くの病院で必要とされています。内視鏡検査・治療技術を身につけることにより、結婚や出産を経ても比較的柔軟な形で仕事を継続することができます。そのため女性にとって働きやすい科と言うことができます。実際、当研究室でも多くの女性医師が活躍しています。

Q.他大学出身ですが大丈夫ですか?

A.当然ですが、まったく問題ありません。 現在、当研究室の半数以上は学外からの入局者です。出身校による垣根などは無く、また出身校による待遇の違いもありません。

Q.入局したいのですが、どうすればよいですか?

A.当研究室ではいつでも見学の受け入れを行っています。一度研究室の雰囲気をごらんになってから、決められてください。見学等のお問い合わせについては、下記連絡フォームからお気軽にご連絡ください。みなさんと一緒に働けることを楽しみにしています。

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